2011年2月27日日曜日

#0059 『モバイル大変革時代のケータイ通販ビジネス』

『モバイル大変革時代のケータイ通販ビジネス』

ケータイビジネスに詳しい執筆陣が、ケータイ通販ビジネスの今と、先行企業15社の事例を紹介した一冊。

紹介されている15社は、ディー・エヌ・エー、楽天、ゼイヴェル、ネットプライスドットコム、千趣会、ケンコーコム、ファンケルなど、いわゆるモバイル勝ち組企業。彼らがどんなノウハウを駆使して集客し、またエンドユーザーに買わせているか、さまざまなヒントが得られる、貴重な一冊です。

ケータイで売れる商品や、ユーザーの購買行動、ウェブやメルマガでの工夫など、かなり突っ込んだ内容が書かれており、これからケータイ通販に進出しようと考える方には、うってつけの内容です。

「今、ケータイ通販が熱い」ということは知っているが、どうやったら実際に儲けられるのか、まったく見当がつかない、という方に、ぜひおすすめしたい一冊です。

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ケータイのコマース(商取引)市場規模は4074億円に達し、初めてコンテンツ市場規模を上回った

年代・性別で利用経験の違いをみると、男性34.1%、女性47.4%と女性の利用率が高く、また女性30代の利用率が66.2%と高い

ドコモの2006年夏の調査ではiモード公式サイトの閲覧数は非公式サイトの3分の1にとどまり、全体的な流れは非公式サイトが中心となっている

これからの小売業全般に求められることは、「専門性」あるいは「個性」である

5分、10分のニッチタイムにおいては、いつでも持ち歩ける手のひらサイズという利点を生かして、ケータイが他のメディアに比べて圧倒的に有利な立場にある

ケータイの場合、メール着信時に着信音やバイブレーションで通知することや、常に持ち歩き、手の届く範囲に存在しているといった理由により、メール受信後の即時性が高いと言われている

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